地中埋設物が有った事例
建物解体時にわかる地中埋設物が有った際の売却事例(川口市大字芝)
更地渡し条件での「契約不適合」責任について事例をご紹介いたします。
地中埋設物が有った事例
地中に「ガラ」と言われるコンクリート片が見つかることが多々あります。
発見された際の費用負担は基本的に売主様の負担になる事が多いですが、ケースにより協議したうえで負担割合を変えることもあります。
極端に地中埋設物が有った例
一般的な取引として建物が古い場合、「解体更地渡し」の条件で売地として売却することがあります。
建物を売主様の負担にて取り壊す際に地中埋設物が見つかることがあります。
買主様は住宅を建てる前提で土地を購入しますが、地中埋設物が有ると杭や基礎工事を行う際に支障になり、建物が建てられないケースもあります。
契約時点では建物が有るため、売主様にとっても予想外な事が有る事をご理解いただくために事例をご紹介いたします。
今回の事例では土地約23坪(75㎡)の土地の地中埋設物処分に要した費用が4t車17台分の約200万円かかりました。
「コンクリートガラ」ではなく「鋳物・地中改良材等」で川口市内ではまれに鋳物が地中に混じって埋め立てられていることが有ります。
通常の「コンクリートガラ」ではない為処分費が極端に高くなった事例です。
古屋付きの売買の場合、浄化槽が埋められているケースも多々あります。建物解体時に売主様が初めて知るケースもあり、埋設物が有る場合解体工事を止め確認していただくこともあります。事前の告知が有ったとしても、売主様のご負担で取り除いて頂くケースもあります。
安心・安全な取引を行う上でも仲介業者、買取業者として売主様に対しても確認する事が有ることをご承知ください。